保存したサイトはどこにある?辿り方3つと、散らかる理由
「さっき保存したはずのページが、どこにも見当たらない」
「ファイルは見つけたけど、開いたら真っ白だった」
「そもそも自分がどの方法で保存したのか思い出せない」
保存したあとに、こんなことになった経験はありませんか。
見つからない理由はほぼ1つです。保存の仕方によって、置き場所が変わります。ブラウザでファイルとして保存したのか、ブックマークに入れただけなのか、拡張機能を使ったのか。この3つは、まったく別の場所に残ります。
裏を返せば、辿り方も3つしかありません。場所を覚えるのではなく、辿り方を知っておくほうが早く着きます。
私はArchiveSealというWebページ保存用のChrome拡張機能を開発していて、「保存したのに見つからない」という相談をよく受けます。この記事では、Googleの公式ヘルプに書かれている手順をもとに、辿り方と散らからない残し方を整理します。
この記事では以下の3つを解説します。
- 保存の仕方ごとに、どこへ置かれるのか
- 見つからないときの辿り方3つ
- そもそも散らからないようにする方法
読み終わる頃には、「保存したはずのページ」に自力で辿り着けるようになります。
保存の仕方で、置き場所が変わります
まず、自分がどれをやったのかを思い出すのが先です。| やったこと | 置かれる場所 | 開き方 |
|---|---|---|
| ブラウザでファイルとして保存 | パソコンのフォルダ(既定のダウンロード保存場所) | ファイルをダブルクリック |
| ブックマーク・お気に入りに追加 | ブラウザの中(ファイルは作られない) | ブックマークの一覧から |
| 拡張機能・アプリで保存 | そのアプリの中 | そのアプリを開く |
ここを混同すると、永遠に見つかりません。ブックマークに入れただけの場合、パソコンのフォルダを探しても何もありません。逆にファイルとして保存した場合は、ブラウザのブックマーク一覧に出てきません。
保存方法そのものの選び方はWebページを保存する方法の全体像にまとめています。
辿り方① ダウンロード履歴から開く
ファイルとして保存したなら、これがいちばん早い方法です。
Chromeの公式ヘルプには、ダウンロードが完了するとダウンロードトレイが開くと書かれています。見当たらないときは、右上のその他アイコンから「ダウンロード」を開くと、これまでのダウンロードが一覧で出ます。
一覧でファイル名にカーソルを合わせると「フォルダを開く」が出ます。これを押すと、置かれている場所がそのまま開きます。場所を覚えていなくても辿れる、というのがこの方法の値打ちです。
なお公式ヘルプでは、ウェブページを保存する操作はその他アイコン →「その他のツール」→「名前を付けてページを保存」の順と案内されています。保存のときに置き場所を尋ねられた場合は、そこで選んだ場所に入ります。
辿り方② 既定の保存場所を確認する
履歴から消してしまった場合は、置き場所そのものを確認します。
Chromeの設定には「ダウンロードの保存先」と「デフォルトのダウンロード保存先」の項目があります。ここに書かれている場所が、尋ねられなかったときの行き先です。
「毎回確認する」をオンにしていると、そのときどきで違う場所に入っています。心当たりがあるフォルダを順に見ることになります。ファイル名で探すのも有効です。保存したページのタイトルがそのままファイル名になっていることが多いので、タイトルの一部で検索すると出てきます。
辿り方③ アプリの中を見る
拡張機能やアプリで保存した場合は、パソコンのフォルダには出てきません。そのアプリを開いて、アプリの中の一覧から探します。
ブックマークに入れただけの場合も同じで、ブラウザの中にあります。数が増えて見つからないなら、整理の仕方をブックマークを整理して使える状態にするにまとめています。
開いたのに真っ白だったとき
辿り着いたのに中身が出ない場合、保存の形が原因のことがあります。
ブラウザの「名前を付けて保存」でウェブページ、完全を選ぶと、HTMLファイルと画像のフォルダがセットで作られます。片方だけを別の場所へ移すと、開いても中身が出ません。
- HTMLファイルと同じ名前のフォルダが隣にあるか確認する
- 移動するときは2つをまとめて動かす
この形と、1つのファイルにまとめる方法の違いはサイトを丸ごと保存してオフラインで読む方法で扱っています。
そもそも散らからないようにする
辿り方を知っていても、数が増えると辿ること自体が手間になります。
置き場所を覚えるのをやめて、一覧で見える形にまとめるほうが早くなります。Chrome拡張の ArchiveSeal は、開いているページの見た目を画像として残し、あわせて本文テキスト・URL・保存日時を取得して手元の管理画面に保存する方式です。保存したページは管理画面に一覧で並び、グループで整理できます。保存したページの本文は管理画面で確認できます。
フォルダのどこに入れたかを思い出す必要がなくなる、というのが一覧で持つことの意味です。
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よくある質問
保存したWebページはどこに保存されますか?
保存の仕方によって変わります。ブラウザでファイルとして保存した場合はパソコンのフォルダ(既定のダウンロード保存場所)、ブックマークに追加した場合はブラウザの中でファイルは作られません、拡張機能やアプリで保存した場合はそのアプリの中です。まず自分がどの方法で保存したのかを思い出すのが先で、ここを混同すると見つかりません。
保存したファイルの場所が分からなくなりました。
ダウンロード履歴から辿るのがいちばん早い方法です。Chromeの公式ヘルプでは、右上のその他アイコンから「ダウンロード」を開くと、これまでのダウンロードが一覧で表示されると案内されています。一覧でファイル名にカーソルを合わせると「フォルダを開く」が出るので、それを押すと置かれている場所がそのまま開きます。場所を覚えていなくても辿れます。
保存したHTMLファイルを開いても真っ白です。
ブラウザの「名前を付けて保存」でウェブページ、完全を選ぶと、HTMLファイルと画像のフォルダがセットで作られます。この2つは対になっているため、片方だけを別の場所へ移すと開いても中身が出ません。HTMLファイルと同じ名前のフォルダが隣にあるかを確認し、移動するときは2つをまとめて動かしてください。
保存先を毎回選ぶ設定にしていると、探しにくくなりますか?
なりやすくなります。毎回確認する設定にしていると、そのときどきで違う場所に入るため、心当たりのあるフォルダを順に見ることになります。ダウンロード履歴が残っていれば履歴から辿れますが、履歴を消してしまうと手がかりが減ります。保存したページのタイトルがファイル名になっていることが多いので、タイトルの一部で検索する方法も試してください。
数が増えてきたときは、どう管理すればよいですか?
置き場所を覚える方式から、一覧で見える形にまとめる方式へ切り替えると楽になります。フォルダに散らばったファイルは、名前と場所を自分で覚えていないと辿れません。保存したものが一覧に並び、グループで整理できる形にしておくと、どこに入れたかを思い出す必要がなくなります。ブックマークの整理から始めるのも有効です。
まとめ
- 見つからない理由は保存の仕方によって置き場所が変わること。まず自分が何をしたかを思い出す
- ファイル保存はパソコンのフォルダ、ブックマークはブラウザの中、拡張機能はアプリの中
- 辿り方①ダウンロード履歴から「フォルダを開く」。場所を覚えていなくても辿れる
- 辿り方②既定のダウンロード保存先を設定で確認する
- 辿り方③ アプリやブラウザの中の一覧を見る
- 開いて真っ白なら、HTMLファイルと画像フォルダが離れていないか確認する
- 数が増えたら、一覧で見える形にまとめるほうが早い
保存は終わりではなく、あとで開けて初めて役に立ちます。辿り方を1つ覚えておくと、探す時間がなくなります。