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Chromeのタブを一括保存する方法|あとで全部開き直す3つの手段

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「調べものの途中で開いたタブが20個以上。今日はここで切り上げて、明日このまま続きを開きたい」

「Chromeを閉じたら、開いていたタブが全部消えてしまいそうで閉じられない……」

「仕事用のタブと調べもの用のタブを、それぞれまとめて保存して切り替えたい」

開いたタブを閉じられずにいる方に向けた記事です。

先に答えを書きます。開いているタブをまとめて保存するいちばん早い方法は、Ctrl+Shift+D(Macは⌘+Shift+D)を押して、すべてのタブを新しいフォルダにブックマークすることです。Chromeのヘルプのキーボードショートカットの一覧に、この操作が載っています。

ただし、ブックマークに残るのはページの場所(URL)で、ページの中身ではありません。あとで開いたときには、その時点のページが表示されます。

私はArchiveSealというWebページ保存用のChrome拡張機能を開発していて、「場所を残す」と「中身を残す」の違いを見てきました。この記事には、Chromeの公式ヘルプと、Chromeの画面の表記で確かめたことだけを書きました。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. すべてのタブを一度に残す3つの手段(ブックマーク・タブグループ・起動時の設定)
  2. 残したタブを、まとめて開き直す方法
  3. 中身が変わると困るタブを、別に残す方法

読み終わる頃には、どのタブをどの手段で残せばよいかが分かります。

すべてのタブは、Ctrl+Shift+Dで一度にブックマークできます

開いているタブをまとめて保存するなら、Ctrl+Shift+D(Macは⌘+Shift+D)で、すべてのタブを新しいフォルダにブックマークするのが早い方法です。Chromeのヘルプでは、このショートカットを「開いているすべてのタブをブックマークとして新しいフォルダに保存する」操作として案内しています。

手順は次のとおりです。

  1. 保存したいタブを、1つのウィンドウに集める
  2. Ctrl+Shift+D(Macは⌘+Shift+D)を押す
  3. 新しいフォルダの名前と保存先を決めて、保存する

フォルダの名前には、日付と用件を入れておくと後で探しやすくなります。たとえば「1014_引っ越し見積もり」のようにしておけば、同じ用件のフォルダが増えても見分けられます。

フォルダ1つに、そのとき開いていたタブがまとめて入ります。1つずつブックマークする手間がなく、調べものの区切りで一式を取っておけます。

ブックマークのフォルダが増えすぎて探しにくくなったら、ブックマークが多すぎるときの整理の手順で見直せます。読みたい記事を溜めておく手段そのものを比べたいときは、ネット記事を保存して後で読む方法で整理しています。

保存したフォルダは、右クリックでまとめて開き直せます

ブックマークしたタブは、ブックマーク バーのフォルダを右クリックして「すべて(N 個)を開く」を選ぶと、まとめて開き直せます(N はフォルダの中のブックマークの数です)。1つずつクリックして開く必要はありません。

同じメニューには、開き方の違う項目が並んでいます。Chrome(バージョン154)の日本語の表示では、次の3つです。

メニューの項目開く場所
すべて(N 個)を開く今のウィンドウ
すべて(N 個)を新しいウィンドウで開く新しいウィンドウ
すべて(N 個)を新しいタブグループで開く新しいタブグループ

ブックマーク バーが表示されていないときは、右上のその他アイコンから[ブックマークとリスト]→[ブックマーク バーを表示]で表示できます。

続きの作業を別のウィンドウで始めたいときは「新しいウィンドウで開く」、開いたタブをひとまとめに扱いたいときは「新しいタブグループで開く」を選ぶと、今開いているタブと混ざりません。

タブグループに入れて閉じれば、あとで開き直せます

ブックマークを使わずに残す方法もあります。タブをグループにまとめてから閉じると、グループは削除されずに保存され、あとで開き直せます。Chromeのヘルプには、閉じたグループはブックマーク バーまたはメニューに保存されると書かれています。

手順は次のとおりです。

  1. まとめたいタブを選ぶ(最初のタブを選び、Shiftキーを押しながら最後のタブを選ぶと、範囲でまとめて選べる)
  2. 選んだタブのどれかを右クリックし、[タブをグループに追加]→[新しいグループ]を選ぶ
  3. グループの左側の色付きの円か名前を右クリックして、グループに名前を付ける
  4. グループを右クリックして、[グループを閉じる]を選ぶ

閉じたグループを開き直すには、ブックマーク バーのグリッドのアイコンからグループ名を選ぶか、その他アイコンから[タブグループ]を選びます。ブックマーク バーにグループが出ていないときは、[設定]の[デザイン]で[ブックマーク バーにタブグループを表示する]をオンにします。

閲覧履歴とタブがGoogleアカウントと同期されていれば、タブグループに加えた変更は自動的に保存され、すべてのデバイスで同期されると、ヘルプに書かれています。

注意

「グループを閉じる」と「グループを削除」は別の操作です。グループを削除すると、そのデバイスだけでなく、同じGoogleアカウントを使っている他のデバイスからも削除されます。残しておきたいグループは、閉じるだけにします。

Chromeを閉じても、次の起動で同じタブを開く設定があります

Chromeを終了しても同じタブから再開したいなら、起動時の設定を「前回開いていたページを開く」にします。Chromeのヘルプでは、前回終了時に開いていたページをもう一度開くように指定できる設定として案内されています。

設定の場所は次のとおりです。

  1. 右上のその他アイコンから[設定]を選ぶ
  2. 左側の[起動時]を選ぶ
  3. [前回開いていたページを開く]を選ぶ

開き直せるのは、前回Chromeを終了したときに開いていたページです。終了する前に自分で閉じたタブは、この設定では戻りません。

うっかりタブを閉じてしまったときは、Ctrl+Shift+T(Macは⌘+Shift+T)で、閉じたタブを閉じた順に開き直せます。

ここまでの3つの手段を並べると、次のようになります。

手段残る場所開き直し方
すべてのタブをブックマークブックマークの新しいフォルダフォルダを右クリック→「すべて(N 個)を開く」
タブグループを閉じるブックマーク バーまたはメニューグループ名を選ぶ
前回開いていたページを開く次の起動Chromeを起動する

調べものの一式を長く取っておくならブックマーク、仕事用と調べもの用のように切り替えて使うならタブグループ、毎日前回の続きから始めるなら起動時の設定、という使い分けになります。

ブックマークもタブグループも、残るのはページの場所です

ここまでの3つの手段で残るのは、どれもページの場所(URL)で、ページの中身ではありません。開き直したときに表示されるのは、その時点のページです。

記事が書き換わっていたり、消えていたりすれば、保存したときに見ていた内容はもう見られません。URLが変わらないまま中身だけが差し替わると、開いてみるまで気づけないこともあります。リンク先がどんな形で消えるかは、ブックマークのバックアップ方法と、その限界で整理しています。

そこで、保存したいタブを2つに分けます。

  • また開きたいだけのタブ:ここまでの3つの手段で足ります
  • 中身が変わると困るタブ:申し込みの画面、価格や条件が書かれたページ、仕事で参照した資料など。ページそのものを残します
分ける基準は「そのページの中身が明日変わったら困るか」です。

中身が変わると困るタブは、1ページずつ残します

中身が変わると困るタブは、URLではなく、ページそのものを手元に保存しておきます。Chromeの標準の機能なら、印刷の画面で送信先を[PDF に保存]にする方法があります。

Chromeの印刷は、開いているページが対象です。残したいタブを1つずつ開いて、Ctrl+P(Macは⌘+P)で保存していきます。レイアウトの崩れを抑える設定は、Chromeでページをきれいに印刷・PDF化する設定にまとめています。

Chrome拡張の ArchiveSeal は、画面の見た目をそのまま画像として残し、あわせてページの本文テキスト・URL・保存日時を取得して残す方式です。印刷用の再レイアウトを介さないため、崩れが起きにくくなります。残した PDF のヘッダーには URL と日時が入ります。

ArchiveSealで保存するのも、そのとき表示しているページです。すべてのタブを一度に保存するのではなく、中身が変わると困るタブだけを選んで、1ページずつ残す使い方になります。

Pro の機能は 10 日間無料で試せます。登録も決済情報の入力も不要で、期間が終わると自動的に Free に戻ります。

よくある質問

Chromeで開いているタブをすべて保存するショートカットは?

Ctrl+Shift+D(Macは⌘+Shift+D)です。開いているすべてのタブを、ブックマークとして新しいフォルダに保存できます。Chromeのヘルプのキーボードショートカットの一覧に載っている操作です。

保存したタブを、まとめて開き直すには?

ブックマーク バーのフォルダを右クリックして、「すべて(N 個)を開く」を選びます。同じメニューから、新しいウィンドウや新しいタブグループにまとめて開くこともできます。

Chromeを再起動しても、開いていたタブを残すには?

[設定]の[起動時]で[前回開いていたページを開く]を選びます。前回終了したときに開いていたページが、次の起動で開きます。うっかり閉じたタブは、Ctrl+Shift+T(Macは⌘+Shift+T)で閉じた順に開き直せます。

タブグループを閉じると、消えてしまいますか?

消えません。[グループを閉じる]で閉じたグループは、ブックマーク バーまたはメニューに保存され、あとで開き直せます。ただし[グループを削除]を選ぶと、同じGoogleアカウントを使っている他のデバイスからも削除されます。

ブックマークしたタブは、ページの中身も保存されますか?

保存されません。残るのはページの場所(URL)とページ名で、開き直したときにはその時点のページが表示されます。中身が変わると困るページは、PDFなどでページそのものを残しておきます。

まとめ

  • 開いているタブを一度に保存するなら、Ctrl+Shift+D(Macは⌘+Shift+D)で、すべてのタブを新しいフォルダにブックマークする
  • 保存したフォルダは、右クリックの「すべて(N 個)を開く」でまとめて開き直せる
  • 切り替えて使うタブは、タブグループにまとめて閉じれば、削除されずに残る
  • Chromeを閉じても続きから始めたいなら、起動時の設定を「前回開いていたページを開く」にする
  • どの手段も、残るのはページの場所(URL)。中身が変わると困るタブは、1ページずつページそのものを残す

タブを残す手段は、また開くためのものです。あとで中身を確かめる必要があるページは、見たその時点で手元にも残しておくのが確かです。