Web魚拓を検索する方法|過去の魚拓をURLで探す手順
「前に見たあのページ、誰かが魚拓を取っていないか探したい」
「魚拓のURLを控え忘れた。取ったはずの魚拓が見つからない」
「消えてしまった記事の魚拓が、残っているかどうかだけでも知りたい」
ウェブ魚拓で過去の記録を探そうとして、そう迷った方に向けた記事です。
先に答えを書きます。ウェブ魚拓で過去の魚拓を探すときは、トップページのURLの欄に、元のページのURLを入れて「検索と確認」を押します。そのURLで取られた魚拓が、取得した日時つきで一覧に並ぶ仕組みです。
私はArchiveSealというWebページ保存用のChrome拡張機能を開発していて、「残す」と「探す」の手段を見比べてきました。この記事には、ウェブ魚拓の公式のページと、実際の検索結果の画面で確かめたことだけを書きました。
この記事では以下の3つを解説します。
- URLで過去の魚拓を探す手順と、一覧の読み方
- URLが分からないときの探し方(フリーワード・日付一覧)
- 見つからないときに、ほかのアーカイブを探す方法
読み終わる頃には、魚拓が残っているかどうかを、どの順番で確かめればよいかが分かります。
過去の魚拓は、元のページのURLで検索します
ウェブ魚拓で過去の魚拓を探すいちばん確かな方法は、元のページのURLで検索することです。トップページの「魚拓をURLで検索・取得」の欄にURLを入れて「検索と確認」を押すと、そのURLの魚拓の一覧が出ます。
手順は次のとおりです。
- ウェブ魚拓(megalodon.jp)のトップページを開く
- 「魚拓をURLで検索・取得」の欄に、探したいページのURLを貼り付ける
- 「検索と確認」を押す
ブラウザでそのページを開いているなら、もっと早い入口もあります。公式のQ&Aには、アドレスバーのURLの先頭に gyo.tc/ と入力すると、取得確認のページに飛べると書かれています。
魚拓そのものの取り方は、ウェブ魚拓の使い方と代替手段【残す・調べる】にまとめています。
検索結果の一覧では、取得日時と最新・最古を見ます
URLで検索すると、「魚拓リスト」という一覧が出ます。見るのは、取得日時と、どれが最新・最古かです。実際の一覧には、次のものが並びます。
| 一覧にあるもの | 中身 |
|---|---|
| 元URL | 検索したページのURL |
| 取得済みの魚拓 | 取得した日時と、そのときのページの題 |
| 最新・最古 | いちばん新しい魚拓と、いちばん古い魚拓の印 |
| 残りの件数 | 「残り○件全てを見る」から、すべての魚拓を開ける |
| 他のアーカイブサービスで探す | Wayback Machine、archive.today、国立国会図書館のWARPなどへの入口 |
| このまま魚拓をとる | 今の時点の魚拓を取る |
取得日時が並ぶので、記事が書き換わる前の時点の魚拓があるかを、日付で選んで開けます。題が変わっていれば、同じURLでも中身が変わった時点の見当がつきます。
一覧に1件もなければ、そのURLでは、まだ誰も魚拓を取っていないか、取られた魚拓が削除されています(公式のQ&Aには、魚拓の削除を依頼する方法が案内されています)。
URLが分からないときは、フリーワード検索と日付一覧を使います
元のページのURLが分からないときは、トップページの「魚拓をフリーワードで検索」の欄を使います。記事の題や、覚えている言葉で探せます。
このフリーワード検索は、ウェブ魚拓が自前で持つ検索ではありません。トップページのフォームを見ると、Googleの検索を、ウェブ魚拓のサイト(megalodon.jp)に絞って送る作りになっています。そのため、Googleに登録されていない魚拓は見つからないことがあります。
もう1つの入口が、トップページの「日付一覧」です。過去の魚拓が、年・月・日ごとに並んでいます。
- 取った日が分かっているとき:日付一覧から、その日の魚拓を順に見る
- 題や言葉を覚えているとき:フリーワード検索
- URLが分かっているとき:URLで検索(いちばん確か)
URLが分かるなら、フリーワードより先にURLで検索するほうが確かです。フリーワード検索はGoogleの登録に頼るため、URLで検索して出てくる魚拓が、フリーワードでは出てこないことがあります。
見つからないときは、ほかのアーカイブも探します
ウェブ魚拓で見つからなくても、ほかのアーカイブに残っていることがあります。検索結果の一覧にある「他のアーカイブサービスで探す」から、同じURLのまま別のサービスへ進めます。
一覧に並ぶ主な探し先は、次のとおりです。
- Wayback Machine:巡回と、利用者の指定の両方で記録しているアーカイブ
- archive.today:利用者が指定したページを記録するサービス
- WARP(国立国会図書館):国立国会図書館が巡回して記録しているアーカイブ
Wayback Machineで過去のページを探す手順はWayback Machineの使い方で、すでに消えてしまったページの探し方は消えたサイトをアーカイブで見る方法で整理しています。
主なアーカイブのどれにも無いときは、記録が残っていない見込みが高くなります。第三者のサービスは、誰かが取るか巡回で拾われていなければ残りません。
自分で見たページは、手元にも残しておく
魚拓は、誰かが取っていれば後から探せる仕組みです。裏返すと、自分が見たページを確実に残したいなら、自分で残すのが確かです。
Chrome拡張の ArchiveSeal は、画面の見た目をそのまま画像として残し、あわせてページの本文テキスト・URL・保存日時を取得して残す方式です。印刷用の再レイアウトを介さないため、崩れが起きにくくなります。残した PDF のヘッダーには URL と日時が入ります。
ウェブ魚拓のように外に公開される記録ではないので、外へ出したくないページも、見た時点のまま手元に置けます。第三者に残すか手元に残すかの使い分けは、Webページをアーカイブ/魚拓で残す方法で比べています。
Pro の機能は 10 日間無料で試せます。登録も決済情報の入力も不要で、期間が終わると自動的に Free に戻ります。
よくある質問
ウェブ魚拓で過去の魚拓を検索するには?
トップページの「魚拓をURLで検索・取得」の欄に、元のページのURLを入れて「検索と確認」を押します。そのURLで取られた魚拓が、取得した日時つきで一覧に並びます。
URLが分からないときは、どう探しますか?
トップページの「魚拓をフリーワードで検索」で、記事の題や覚えている言葉を入れて探せます。このフリーワード検索は、Googleの検索をウェブ魚拓のサイトに絞る作りなので、Googleに登録されていない魚拓は見つからないことがあります。取った日が分かるなら、日付一覧から探す方法もあります。
gyo.tc とは何ですか?
ウェブ魚拓の入口の1つです。ブラウザでページを開いているときに、アドレスバーのURLの先頭に gyo.tc/ と入力すると、そのページの魚拓の検索・取得のページに飛べると、公式のページに書かれています。
検索しても魚拓が1件も出てきません。
そのURLでは、まだ誰も魚拓を取っていないか、取られた魚拓が削除されています。検索結果の一覧の「他のアーカイブサービスで探す」から、Wayback Machine や archive.today などで同じURLを探せます。
いちばん古い魚拓はどれですか?
URLで検索した一覧に、最新と最古の印が付いています。件数が多いときは「残り○件全てを見る」から、すべての魚拓を開けます。
まとめ
- 過去の魚拓は、元のページのURLで検索するのがいちばん確か。トップページのURL欄に入れて「検索と確認」を押す
- ページを開いているなら、URLの先頭に gyo.tc/ を付けると、検索・取得のページに飛べる
- 一覧では、取得日時と最新・最古を見て、知りたい時点の魚拓を開く
- URLが分からないときは、フリーワード検索(Googleに頼る作り)か日付一覧
- 見つからなければ、一覧の「他のアーカイブサービスで探す」から、Wayback Machineなどを探す
魚拓は、誰かが取っていれば後から探せます。自分で見たページを確実に残したいときは、見たその時点で手元にも残しておくのが確かです。